About Cancer Screening

がん検診について

がんは、身近な病です。

”がん”という病気について、あなたはどんなイメージを持っていますか?もしかしたら自分が”がん”にかかるかもしれない、と考えたことはありますか?

残念ながら、癌は日本人の2人に1人が生涯のうちにかかる、決して珍しくはない病です。その一方で、早期に発見して治療をすれば、治る見込みが十分ある病気でもあります。

がんを治癒するのに最も効果的な方法は、自覚症状のない初期のうちに見つけて対処することです。そしてそのためには、検診を定期的に受けることが非常に大切です。

検診を受けよう!

「忙しくて時間がとれなくて…」「きっと私は大丈夫…」など、自分のからだのことになるとついつい後回しになりがちです。
ましてがん検診となると、「検診結果を聞くのが怖い…」という不安もあるかと思います。

そういった方たちにもぜひおすすめしたいのが、誕生日に検診をうける習慣です。
誕生日は、自分の人生を振り返り、大切な人たちに感謝する日。
家族や友人、恋人など、これまでの人生で出会うことのできた大切な人のためにも、あなた自身が健康であることはとても大切なことです。
この1年に1度の機会をきっかけに、がん検診を受けてみませんか?


受診するだけで救える命があります。

さらに皆さんにお伝えしたいのは、あなたの大切な人にも、がん検診を受診することの大切さをぜひ伝えていただきたいということ。

今、日本での乳がんの検診率は2〜30%。これは先進国の中では非常に低い水準です。
検診率が8割を超える欧米では、初期の段階で乳がんが見つかることが多く、そのため死亡率が年々減少しています。

検診を先延ばしにしていたばかりに、病気が発覚した時には既に手遅れになってしまう場合もあります。
定期的な受診は、その人の命を救うことに繋がるのです。

あなたと、あなたの大切な人のために。
1年に1度、検診を受けましょう!

男性の方へ

〜あなたの一言が、大切な人の命を救う。〜

女性のからだのことや、女性特有の病気のこと。
そういった話はデリケートな問題だから、むやみに男性が口を出すことではない。
そうお考えの男性もいらっしゃるかと思います。

「今年は検診受けた?」

その一言が、あなたの大切な人の命を救うかもしれないということを、ぜひ知ってほしいのです。

「ちゃんと受診してね。」

あなたはかけがえのない、大切な人だから。いつまでも元気でいてほしいから。
そんな気持ちをこめて、1年に1度のイベントに、正面から向き合ってみませんか。